雑談のようなもの
逆転の家族面接
こんにちわ、一昨日はスーパームーンとやらで、皆さんは見ることができましたでしょうか。さて、今回の話題は「逆転の家族面接」です。家族支援を続けて30年ぐらいになりますが、いつもいつも驚くことばかりです。お子さんが発達障がいや精神疾患で学校に適応できない、お父さんが仕事でうつ病になってしまった、お母さんが心身症等々、あれこれのご相談をお聞きしてきました。ご相談の過程で、カウンセリングだけではなく、それ以外の出来事の影響で問題が解消に向かうことが多々あります。ご家族の支援ではご家族の皆さんが主役です。驚くことが多々ありつつも、そのようなご家族の力に焦点を当てた1冊です。
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11月の気持ちは?
皆さま、こんにちわ。今日から11月になり一気に冬に向かっているような感じですね。どんな気持ちでこの季節を過ごしておられますか?先日、同じ心理職の先生とお会いしてあれこれ話す機会がありました。その中で、当相談室を立ち上げた理由を聞かれ、自分でも改めて考えてみました。発達障がいとか精神疾患とか、それ以外にも疾患を抱えていたり、ご家族にそのような当事者がおられたりなど、いろんなご家庭があると思うのです。みんな一生懸命に生きているのですが、時々とても行き詰ることがありますよね。そのようなご家族を、医療機関や教育機関等の地域のネットワークで(おこがましいですけど)支えて、支え合っていけたらいいと思います。ここは小さな相談室ですけど、そんなネットワークの1つとして活用していただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
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日本家族療法学会に参加してきました。
11日(木)は、スーパーヴァイザー研修会で色々学び、自分のスーパーヴィジョンについて振り返ることになりました。12日(金)、13日(土)は自分の事例の発表をしたり座長を務めたりしてお仕事、14日(日)は能智先生の質的研究法のワークショップを受講し、とても刺激を受けてきました。さまざまな学びが、Umiに来談してくださるご家族のためになるよう、日々精進したいと思います。
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日本家族心理学会に行ってきました。
すでに8月当初のご報告ですが、家族心理学会@仙台、に行ってきました。今回は3つの演題の座長を務めさせていただき、いろいろと勉強になりました。ちょうど、七夕の後だったからでしょうか、すごい人で驚きました。参加してくださった方々、また来年の大会(龍谷大学で開催予定です)でお会いできるのを楽しみにしております。まだまだ暑い日が続きそうなので、皆さまもお体にお気をつけて、無事に秋を迎えられますように。
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ようやくお盆かな
酷暑の毎日が続いておりますが、お変わりありませんでしょうか。酷暑の悪影響ばかりのメディアに少し気が滅入ることが時々あります。精神疾患も、うつ状態も、自律神経の乱れも、悪い影響ばかりではないと思います。無理しすぎたんだよという体のSOSでもあり、自分のこころを守るためのものでもあります。だから、この暑さの中でも何かしらのいいところを見つけたいなと思うのです。例えば、かき氷が美味しいとか、身体の耐性が整うとか、そんなことを探してみたい今日この頃です。

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早くも梅雨明け
皆さん、こんにちわ。梅雨入りしたと思ったらもう梅雨明け、すでに酷暑の予感しかない毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。最近は、この春から頑張ってきた方々に少し疲れが見えるようです。暑さと一緒に体調が悪くなったり、うつ状態になったりする方が増えているような感じです。また、新年度から新生活が始まって生活のリズムが整えられずにいる方もおられるようです。特に湿度が高い暑さは体力を奪いますので、気持ちを整える前に、体調を整えることが大事ですね。カウンセリングでもそんな話が多くて、私自身も体調に気を付けようと思っています。暑いなりに、湿度が高いなりに、日々の過ごし方の工夫をしたいですね。
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梅雨の猛暑
梅雨入りしたと思ったら、猛暑になってしまいました。皆さん、大丈夫でしょうか。Umiでも、これは大変だと思いエアコンの風を回すためのサーキュレーターを設置しました。カウンセリングは、軒下で風鈴の音を聞きながらぐらいの雰囲気の方がいいかもしれないですが、この街中ではそうはいきません。できるだけ快適な空間を提供したいなと思いつつ過ごす今日この頃です。

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気圧の影響で…
こんにちわ、関西地方がいよいよ梅雨入りしたようです。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。こんな時期、Umiでは、気圧による頭痛の話題が時々でます。梅雨で湿度が高いとそれだけで気分が落ち込みがちになりますし、まして頭痛持ちの方には憂うつな季節になったかと思います。環境に左右されるのは仕方ないですが、もう少し気持ちよく過ごせる工夫ができたらいいなあと、最近少し思いました。
カウンセリングは悩みや問題だけを話すものだと思われがちですが、Umiではそういった工夫なども教えていただいてます。これまでどうやって問題を乗り越えてきたのかもお聞きします。「問題解決のカギはすでに相談者さまの中にある」、「相談者さまがうまく対処している」等の視点は、必死で考えすぎると自分では見逃しがちです。雨の日が嫌だなあと思いすぎて落ち込むだけではなく、一旦落ち込んだ後で、雨の日の過ごし方の工夫を考えてみるのもいいかもしれないです。

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思春期のブリーフセラピーⅡ
以前に、公認心理師法では当事者だけではなく、関係者支援も大事だし助言が求められているとお伝えしました。私にできる「助言ってなんだろう」と少し考えてみました。だって、個人も一人一人違うし、家族も10家族あれば10家族すべて違いますよね。だから、「正しい助言」はないと思うのです。その違いを尊重する、リスペクトするのが何よりも大事だと考えています。Umiのカウンセリングでは、「正しい助言」はできませんが、一緒に考えることはできます。うつ状態で困っている、夫婦関係で悩んでいる、不登校やひきこもり、精神疾患などの当事者の保護者として困っている、そのような困っている状態は、当事者や家族が努力を尽くしているからだと思います。努力されてきた経緯を話してみること、丁寧に教えていただくことで、違った視点を見つけられたらいい。もちろん専門家として提案をするかもしれないけど、腑に落ちなかったら鵜呑みにしなくてもいい。だから「助言」は、新しい視点を得ることかもしれないし、思いがけない発見かもしれないし、こちらの提案を一緒にあれこれアレンジしたものかもしれません。そんなことを考えてみました。

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思春期のブリーフセラピー
思春期のブリーフセラピー(日本評論社)は、思春期のこころとからだのことについてブリーフセラピーの視点からまとめた書籍です。「終章・思春期界隈ストーリー」では、思春期の子どもたちとその保護者や関係者を支援する話を書いてみました。
通常、カウンセリングというと、本人や当事者しか受けられないと受け取られがちですが、そんなことはありません。公認心理師法では、当時者のみならず、保護者など関係者の支援も必須の仕事と定義づけられています。そのため、Umiでは、不登校やひきこもり、うつ病や摂食障害、強迫神経症などの精神疾患に罹患している当事者が来談できなくても、
保護者や関係者の支援を積極的に行っています。このようなアプローチは、当時者への間接的な支援につながります。本人が拒否しているから駄目だと諦める前に、「一緒に対応を考える」、そんなカウンセリングもあるということをお伝えしたいと思っています。


