2025.05.21
雑談のようなもの
思春期のブリーフセラピーⅡ
以前に、公認心理師法では当事者だけではなく、関係者支援も大事だし助言が求められているとお伝えしました。私にできる「助言ってなんだろう」と少し考えてみました。だって、個人も一人一人違うし、家族も10家族あれば10家族すべて違いますよね。だから、「正しい助言」はないと思うのです。その違いを尊重する、リスペクトするのが何よりも大事だと考えています。Umiのカウンセリングでは、「正しい助言」はできませんが、一緒に考えることはできます。うつ状態で困っている、夫婦関係で悩んでいる、不登校やひきこもり、精神疾患などの当事者の保護者として困っている、そのような困っている状態は、当事者や家族が努力を尽くしているからだと思います。努力されてきた経緯を話してみること、丁寧に教えていただくことで、違った視点を見つけられたらいい。もちろん専門家として提案をするかもしれないけど、腑に落ちなかったら鵜呑みにしなくてもいい。だから「助言」は、新しい視点を得ることかもしれないし、思いがけない発見かもしれないし、こちらの提案を一緒にあれこれアレンジしたものかもしれません。そんなことを考えてみました。