お知らせ
ブリーフセラピーの大会について
日本ブリーフサイコセラピー学会 第35回東京有明大会「継承と新生」
【開催日】2025年9月13日(土)・14日(日)・15日(祝)
9月13日 ワークショップ
9月14日~15日 大会
【基調講演】「Utilization(活用)について」Brent Geary博士(エリクソン財団)
(オンライン+通訳)
【教育講演】「遷延性悲嘆症の理解とケア」中島聡美
(武蔵野大学人間科学部/人間社会研究科教授、武蔵野大学認知行動療法研究所所長)
【会場】武蔵野大学有明キャンパス(東京都江東区有明三丁目)
【大会長】菊池安希子(武蔵野大学)
お知らせ
6月の予定について
6月のUmiのお休みについては、特にありません。通常通りの営業となります。先日、至急でカウンセリングの予約をいただきました。至急の場合は、その旨を言っていただけると助かります。もちろん状況にもよりますが、カウンセリングを受けたいなと思った時が、いいタイミングだと思っています。あれこれ悩んだり、抱えたりする前に、ご連絡いただけると幸いです。梅雨で雨の多い季節となり、気持ちもふさぎがちかもしれませんが、雨のない梅雨がいいとは限らないです。快適な過ごし方を見つけてそこそこに過ごしたいですね。
雑談のようなもの
思春期のブリーフセラピーⅡ
以前に、公認心理師法では当事者だけではなく、関係者支援も大事だし助言が求められているとお伝えしました。私にできる「助言ってなんだろう」と少し考えてみました。だって、個人も一人一人違うし、家族も10家族あれば10家族すべて違いますよね。だから、「正しい助言」はないと思うのです。その違いを尊重する、リスペクトするのが何よりも大事だと考えています。Umiのカウンセリングでは、「正しい助言」はできませんが、一緒に考えることはできます。うつ状態で困っている、夫婦関係で悩んでいる、不登校やひきこもり、精神疾患などの当事者の保護者として困っている、そのような困っている状態は、当事者や家族が努力を尽くしているからだと思います。努力されてきた経緯を話してみること、丁寧に教えていただくことで、違った視点を見つけられたらいい。もちろん専門家として提案をするかもしれないけど、腑に落ちなかったら鵜呑みにしなくてもいい。だから「助言」は、新しい視点を得ることかもしれないし、思いがけない発見かもしれないし、こちらの提案を一緒にあれこれアレンジしたものかもしれません。そんなことを考えてみました。
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鬱状態やパニック障害に有効なアプローチ、ワークショップ案内
大学院時代の恩師から、ワークショップの案内です。対人援助職向け、もしくは対人援助職を目指す方を対象としています。ストレス軽減するだけではなく心身の健康を促進する方法で、うつ状態やパニック障害など様々な症状に効果があります。自分自身で実際に体験した上で、カウンセリングでの応用も可能です。ご自身のアプローチの幅を広げるためにご一考ください。
お知らせ
ナラティブとケア第16号に寄せて
「ナラティヴとケア第16号ナラティヴの政治学ー対人支援実践のために」に、リフレクションで書く機会をいただきました。とても身近な話題だったので、とても嬉しかったです。家族カウンセリングでの経験や個人カウンセリングでの経験を書いてみました。みな失敗談ですけど、今の私の面接に生きていると思います。
お知らせ
5月のお休みについて
5月は通常通りの開室となっております。どうぞよろしくお願いいたします。
お知らせ
心理職向けのワークショップ開催のお知らせ
システム論から考えるスクールカウンセリング研究会との共催で、ワークショップを開催いたします。親子や保護者など複数名が参加する家族同席面接について、難しいなあと感じたことはありませんか。本ワークショップでは、家族療法の知見を活かした同席面接を行って、解決を作り出す方法について学びます。午前中は座学、午後はロールプレイを通して学んでいただきます。講師には、龍谷大学の吉川悟先生をお招きしてます。詳細は、下記をご参照ください。
雑談のようなもの
思春期のブリーフセラピー
思春期のブリーフセラピー(日本評論社)は、思春期のこころとからだのことについてブリーフセラピーの視点からまとめた書籍です。「終章・思春期界隈ストーリー」では、思春期の子どもたちとその保護者や関係者を支援する話を書いてみました。
通常、カウンセリングというと、本人や当事者しか受けられないと受け取られがちですが、そんなことはありません。公認心理師法では、当時者のみならず、保護者など関係者の支援も必須の仕事と定義づけられています。そのため、Umiでは、不登校やひきこもり、うつ病や摂食障害、強迫神経症などの精神疾患に罹患している当事者が来談できなくても、
保護者や関係者の支援を積極的に行っています。このようなアプローチは、当時者への間接的な支援につながります。本人が拒否しているから駄目だと諦める前に、「一緒に対応を考える」、そんなカウンセリングもあるということをお伝えしたいと思っています。